富士山五合目〜バラ星雲

 

連休を使ってどこか行こうかと予定を練っていた所、二日目の夜が奇跡的にも富士山が晴れ予報だったので、これはチャンスと思い五合目で天体観測からの翌朝の雲海→本栖湖で相方とマイカヌーコースという神的なセルフツアーが完成されたので早速二日目の夜から五合目に向かいました。

 

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[ISO3200 18mm f4.5 SS30]

 

車から降りて一目見て惚れ惚れするこの光景に興奮が収まりません。

 

なんせ久しぶりの星です。

星×雲海×夜景 の3点セットです。興奮でまともに冷静に撮れませんでした。

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[ISO 1600 8.8mm f2.2 SS15]

 

途中まで曇っていたのに雲を抜けて空を見上げたら満点の星空でした。

 

次回また星を撮るときに自分で決めていた目標があったので、X6iには赤道儀を付け目当ての天体に向けてセッティングしつつ、その間に相方さんにG7Xで雲海やはくちょう座辺りの星空を撮ってもらうという作戦で臨みました。

 

オリオン座が見えます↓f:id:airwavetravel:20180919014537j:image

[ISO3200 8.8mm f3.5 SS20]

 

天の川も肉眼で目視でき、濃い部分でもないのにこれだけG7Xに映ることに改めて感動しました。


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[ISO2000 8.8mm f2.5 SS15]

 

《北の天の川とちっこいアンドロメダ銀河》
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[ISO12800 18mm f3.5 SS10]

 

《水ヶ塚公園の灯りの色に合わせた雲海》

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[ISO6400 18mm f4.5 SS15]

 

《バラ星雲》

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[ISO6400 500mm f6.3 SS15×139]

 

この星雲を前々から撮りたくて好天候の今日挑戦してみました。セッティングだけして車に戻り朝まで寝ながらレリーズ放置連写をかまそうと思ったら、思ったよりも五合目が車が揺れるくらいに強風でした。

 

三脚が飛ばされないか不安だったため、1時間くらい撮ったらそそくさと片付けて車中泊して朝まで過ごしました。相方さんいつもありがとう。

 

帰って画像を確認し、風に揺られて死んでる写真を一枚一枚取り除き、残った139枚で合成した結果が↑の写真となりました。

これだけ淡さが出てたら充分。結果的に大勝利でした。

 

《朝7時頃の雲海》
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[ISO100 18mm f3.5 SS1/2500]

 

《雲の絨毯》
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[ISO100 72mm f5.6 SS1/2500]

 

雲海が見られて、星も星雲も撮れて感無量な休日となりました。

次は網状星雲なんかも撮れるようにしたい。

 

《五合目の空》

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[ISO100 18mm f3.5 SS1/1250]

 

 

ご無沙汰更新

9月に入りましたね。

天候が優れない中、僅かな晴れの日を狙って撮ってきました。

 

の、前にまず機材の更新を…

《NEWレンズを購入しました》

 

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SIGMAの50-500mm 

10倍の超望遠レンズです。

天体探しをする上ですごく使い勝手が良い。

中古でかなり値下がりしてたのでボーナス叩いて買いました。

 

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[500mm (800mm) F6.3 SS1/250 ISO100]

 

月もこれだけトリミングしても画質の衰えはあまりありません。

 

《ポラリエ含め天体用機材が最終進化しました》

・極軸望遠鏡

・バランスウェイト

・パノラマ雲台

・ステライメージ8の導入

 

アンドロメダ銀河-M31-

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[500mm (800mm) F6.3  SS25 ISO3200 20枚コンポジット ]

 

干潟星雲-M8- と三裂星雲-M20?
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[500mm (800mm) F6.3 SS15 ISO1600 10枚コンポジット]

 

オリオン大星雲-M42-

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[500mm (800mm) F6.3 SS10 ISO1600 8枚コンポジット]

 

今となっては極軸合わせしやすくするアプリも相まって比較的楽に極軸合わせが可能になったものの、それでも極軸合わせがまだ完璧じゃなくすぐ線になってしまうので、この時はシャッタースピードが稼げずこんな短時間露出に……

 

フラット処理が足りてないのか、やり方がまだ理解できてないのか、イマイチ周辺減光が酷い…勉強不足かな。

 

機材や環境が揃うと途端に被写体の幅が広がるという金が全ての天体の世界……求め出したらキリがないのでどこで満足するか…ですかね。

 

来週から秋雨前線の影響で天気がすこぶる悪いからその間に勉強します。まる。

  

それはそうと昨日は実家に帰って近くの湘南平に行って昼間の写真を撮ってきました。

 

竜の巣への入り口

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[75mm F5.6 SS1/800 ISO100]

 

モニュメントと青空
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[18mm F3.5 SS1/2000 ISO100]

 

2つの竜の巣
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[26mm F22 SS1/20 ISO100]

 

明と暗
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[38mm F4.5 SS1/2500 ISO100]

 

雨の上の光
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[18mm F3.5 SS1/3200 ISO100]

 

改造したカメラでもレタッチすれば昼間の写真も撮れることが判明しました。

 

 

 

 

火星大接近&天体改造から無事帰還

 

ご無沙汰更新。

数週間前にIR改造に出したkiss X6iが帰ってきました。

 

仕事が終わり、撮りに行きたくて仕方なかった私は興奮冷めやらぬまましきりに今の空と天文アプリを交互に見てました。

 

21時過ぎには月が昇り始めてしまう……

  

この日の残業業務を全て明日の自分に投げ捨て足早に帰宅し、支度をして20時半には城ヶ島に辿り着きました。

 

まずは改造カメラにポラリエを装着して成果を天の川で確認…

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[F3.5 ISO800 SS15]

 

天の川の隣には火星も写ってくれています。

 

WBをオートにして撮ると赤外線をかなり強く拾ってしまうので、全体が少し赤っぽくなります。

駄菓子菓子初めて赤い星雲?の撮影に成功し、またまた興奮。

 

天の川の中にある赤いのは何だ?と思い今度はズームして撮影を試みる。


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[F3.5 ISO800 SS10]

これは…星雲?

天文アプリで位置を確認したらいて座の中にある星雲っぽい。


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[F3.5 ISO400 SS15 比較明合成×2枚]

これは星雲っぽいですね…赤いし(笑)

無知すぎる自分が恥ずかしい。

うん、これはきっと星雲だろう。あとで調べよう。

 

21時を過ぎて、月が出始めてもしばらく天の川が肉眼で見えていたので何枚かコンポジット用に撮影して0時前には帰りました。


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[F3.5 ISO800 SS13 比較明合成×4枚]

 

これらの星雲は、天の川の1番明るい部分(いて座周辺)にある星雲で、下の大きい星雲がM8、「干潟星雲」という散光星雲でした。

 

そしてその上にある小さな星雲がM20、「三裂星雲」という星雲でした。

  

今回の収穫は自分の中ではかなり豊作でした。

一回目で星雲が撮れるなんて感無量でした。

 

ただ欲を言えば、もっと高倍率のズームレンズが欲しい……!

ポラリエのステップアップキットが欲しい…!!

どうせならもうポルタが欲しい…!

そんな物欲が自分に襲いかかってきました。

いつかまたその装備を整えて挑戦してみたいと思います。

 

最後におまけ扱いになっちゃったけど火星大接近ってことで最大ズーム(216mm相当)した火星を一枚…

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[F5.6 ISO800 SS15]

 

 

北豊田の田園風景

 

最近引越しの準備や引越し後の作業で土日が潰れてどこにも星景の撮影をしに行けなかったから、地元の平塚で星が映えそうな場所を探してみた。

 

場所:平塚北豊田の公道にある小さな小橋

 

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[F3.5 ISO400 SS10秒 およそ300枚合成]


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[F8 ISO800 SS15秒]

 

構図的にはベストな穴場だと感じたけれど、歩道が無いので白線ギリギリのラインに三脚を立てて撮影する環境。。

 

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↑0時過ぎでも割と車の通る道路。めっさ危ない。

 

下手したら通る車にカメラを吹き飛ばされかねないっていうのと、通りの先に交番があるのでお巡りさんにエンカウントする確率が非常に高い場所だった。

(事実当日撮っていたら、注意喚起で済んだが残念ながらエンカウントしてしまった)

 

昼間にロケハンしに行ったら、真っ直ぐ伸びた水田の先にもう一本車の通れなそうな場所に小橋があったので、次はそちらで撮ってみようと思う。

 

ついでに地元の平塚では湘南平という夜景スポットもある。

ここはカメラを買ったばかりの頃実家から車で10分かからない所にあるので夜景撮影の練習によく使ってた。

 

カメラを持ってなかった頃は全然魅力なんてなかったのにこうやって写真に残ると何回か撮りに行きたくなるのはなんでだろう。

 

湘南平 〜春の終わり〜〕

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〔夏の湘南平
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湘南平〜春の始まり〜〕
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フォトショップで遊んでみる

 

梅雨が始まり中々星を撮りに行けないので、洞窟から撮ったシルエット写真と過去の写真達を合成してみた。

 

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続いて相方

 

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なかなか幻想的で良い感じ…!

シルエット写真って何にでも使えるなあと実感。

 

洞窟シルエットだけじゃなくもっと素材も集めたいな。

7〜8月辺りで野島崎灯台か座間のヒマワリ畑でも狙ってみようか。ボーナスで天体改造してしまおうか。悩みどころである。

(https://www.instagram.com/travelphoto_by.akky/)

 

 

星空指数100%

梅雨が来る前にペースを上げて、新規開拓も兼ねて撮りに行ってみた。

場所は栃本広場。

行く途中の国道でだいぶ星が綺麗だったので、路肩に停めて試し撮り (相方が撮影)

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[G7X markⅡ F1.8 SS15 ISO1600 ノーレタッチ ]

 

肉眼でもハッキリと分かるくらいのコンディションは初めてだった。すかさず一眼を取り出し撮影開始。

 

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[F3.5 SS20 ISO800 プロソフトンA[W]×クロスフィルター]

 

しばらくして結構長い時間撮っていたので、また車を走らせて今回の目的地である栃本広場に到着。

駐車場に着いたら、同じような天体観測者がわんさかいて真っ暗な中でも恐怖感は無かった。

 

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[F3.5 SS15 ISO400 プロソフトンA[W]×クロスフィルター ×3枚コンポジット]

 

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[F3.5 SS10 ISO800 プロソフトンA[W]×クロスフィルター ×10枚コンポジット]

 

今回はかなり満足度が高かった。80点。

残りの20点は、暗すぎ故の目印である北斗七星を見失う&一番星が木々で隠れてしまったために、ピントと極軸が全然合わせられない・時間がかかってしまったこと。

 

自動追尾式の赤道儀なんて買えないしなあ。。。

 

3時を過ぎると天の川が途端に見えなくなったので、今度行くときはもう少し早めに行ってみようと思う。

仕事終わりに

 

今週から天候があまり良くなくなるので、弾丸で朝霧高原本栖湖〜富士山周辺に飛んでいってみました…

  

 

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…が…

 

 

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朝霧高原に着いた途端、星が何にも見えなくなってしまった。

予報では晴れ模様だったのに……山の天気は変わりやすい。

 

諦めずにしばらく周辺をうろちょろしたものの、河口湖山中湖以外の富士五湖の天気は全て全滅…

 

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唯一、帰り道の鳴沢周辺で雲ひとつない夜空を見る事が出来ましたが、明日も仕事なので早々に帰宅。

 

悔しい想いで最後のチャンスとして自宅の裏山の丘で撮影を試みたら、普通に天の川が撮れちゃって物凄く拍子抜け…orz

 

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[F3.5 18mm ISO400 SS15秒×10枚比較明合成 ポラリエ追尾  ]

 

やっぱり遠方の山での撮影は次の日が休みでじっくりゆっくりチャンスを待つ必要があるということを学びました。